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2012年1月号 外食ニュースクリップ
米国投資ファンドがすかいらーくを買収


 2011年10月21日に日本外食産業売上2位のすかいらーくが野村ホールディングス傘下の投資ファンドから米国投資ファンドのベインキャピタルに売却されたという衝撃的なニュースが飛び込んできた。
 横川4兄弟が共同でファミリーレストランのすかいらーくを独力で1970年に開業、現在はガストを主力に中華業態のバーミヤン、和食の藍屋、焼肉、回転すし、等の多業態を展開しているファミリーレストラン最大手だ。
 ファミリーレストラン業態の不振から脱却するため、3700億円にのぼるMBOを野村ホールディングス傘下の投資ファンドと行った。しかし、経営方針の行き違いから、創業一族が退任し店舗閉鎖などの後ろ向きのリストラを行なってきていた。経済情勢の悪化に伴い野村ホールディングスも経営方針を変更せざるを得なくなり、ベインキャピタルに売却されたのだ。米国系の投資ファンドが買収した業界はゴルフ場やホテル等があるが、今回は初めて外食最大手がターゲットとなったことで波紋が広がっている。ベインキャピタルは米国ではバーガーキング、ダンキンブランド(ダンキンドーナツとバスキン・ロビンスの持ち株会社)、ドミノ・ピザと言う大手外食に投資をしている。いわゆるハゲタカファンドのように会社をリストラして再度売却して収益を上げるという乱暴な手法でなく、外食経営の経験のあるベテランを送り込み、商品開発、広告宣伝、などの基本的な部分を見直し、それらの3つの企業を見事に蘇らせている。特にドミノ・ピザの支援では、過去のピザを否定し、品質を根本的に見なおし、その品質改善をテレビコマーシャルで全面的に打ち出し話題を呼び、業績をあっという間に好転させた。
すかいらーくの場合も即座にマーケティングを見直し、子供連れのファミリー対象に39円のお子様メニューキャンペーンを開始し、客数を大幅増加させ、更に、経営刷新速度を早めるために代表取締役以外を解任し、残りの取締役を半分にしベインキャピタルから送り込むという荒療治を開始した。今後、どのようにすかいらーくを蘇らせるか業界は注目している。


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