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2010年12月号 外食ニュースクリップ
人気のうどん店は低価格だから繁盛しているのではない 丸亀製麺の秘密


  2008年の売上げランキング67位が2009年には43位と、急成長の企業が兵庫県に本社を構えているトリドールだ(日経MJ日本飲食業ランキング2009年度)。郊外型の焼鳥レストランから、丸亀製麺というセルフサービス業態の讃岐うどん店に転換し、フードコート型、都市型、郊外型の3つのタイプで全国展開している。
メニューはぶっかけうどん(温冷)並みで280円、大で380円、一番高いメニューでも500円以下と言うリーズナブルな価格だ。天ぷらなどのトッピングも150円前後だから、腹いっぱいになっても600円程度だ。
店舗入り口正面の棚には業務用20kg入りのうどん用小麦粉の粉が積み上げられ、職人が小麦粉をこねて塊にして、熟成後、製麺機で自家製麺をする。厨房は360度の角度から全て見える。製麺機の横ではうどんを釜で茹でている。その調理光景を見ながら注文する。目の前には揚げたての天ぷら、おにぎり、お稲荷さんが並べられ、思わず天ぷらを注文してしまう。会計が終わったら、かけうどんの場合は丼に盛られたうどんに出汁を好きな量自分でかける。その際に、天かす、葱等の薬身を好きなだけ盛り付けられる。そのお得感が何とも言えない。
低価格だけでなく、使っている食材、調理工程を全て顧客に見せるようにして、安心感と出来立ての品質を訴求しているのだ。


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