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2010年11月号 外食ニュースクリップ
消費低迷に苦しむ居酒屋業界に低価格均一居酒屋が大旋風を巻き起こしている


  今年夏の居酒屋の話題は、低価格均一居酒屋だ。低価格居酒屋の元祖は門前仲町の魚三のカウンター中心の低価格業態をヒントに、つまみを50円からの低価格で提供するさくら水産だ。平成7年に開業以来現在まで160店舗ほどを展開している。
均一価格の元祖は関西の焼き鳥の鳥貴族が270円の均一価格を武器に2005年に東京に進出し、価格の分かりやすさと料理のボリュームで大人気となった。
 それをヒントに三光マーケティングフーズが270円の低価格均一居酒屋の金の蔵Jrへの転換を開始し大成功した。低価格の秘訣はテーブル上のタッチパネルのディスプレーで顧客が注文することによる人件費削減だ。その成功を見て大手居酒屋チェーンがその価格帯に雪崩の如く参入を始めている。
 そして今年の夏、大手のワタミが開発したのが、250円と500円の2つの価格帯で、最低価格と品質の両立を目指した「仰天居酒屋 和っしょい2」だ。
人件費の面ではタッチタイプのディスプレーに顧客が注文を自らするだけでなく、料理も顧客が取りに行くファスト・フード方式にした。会計も事前にカードを購入し、タッチタイプのディスプレーに注文を入れるときに同時に決済するようにしている。
この低価格均一居酒屋がコンビニの100円ショップのように定着するかどうか、注目されている。


写真キャプション
1) 建物外観
山手線五反田駅線路沿いの2等地立地、木目を使ってカジュアルで低価格な印象を強調している。

2) セルフサービスのカウンター
テーブル上のディスプレーで注文を決済をし、料理が出来上がると表示され、カウンターの客が料理を取りに行くセルフサービス

3) 客席風景
年配客も迷わず注文できるし、気楽な価格なので楽しんでいる。

4) ディスプレーとプリペイドカード
ディスプレーに注文を入力した後、プリペイドカードをかざすと決済ができる。


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