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飲食店経営 2005年9月号

外食産業の世代交代


マクドナルド、すかいらーく、KFC、ロイヤル、等、外食産業を生み業界の成長を牽引してきたカリスマ経営者の引退や交代が相次ぐ、世代交代の時代を迎えている。世代交代をしても後継者がきちんとしている企業は良いのだが、問題を抱え影の薄くなりつつある企業もある。セゾンと西武鉄道グループだ。セゾンは西武百貨店を母体に、西友、クレジットセゾン、良品計画、パルコ、などの小売やサービス企業を育て上げた。外食分野では西洋フードシステムズを作り上げ、給食からファミリーレストラン、ダンキンドーナツやチャーチーズフライドチキンの日本での展開等を行い、倒産した吉野家を超優良企業に育て上げた。
しかし、インターコンチネンタルホテル買収などの積極投資策後のバブル崩壊により、グループの解体が始まり、西洋フードシステムズは英国の大手給食会社コンパスグループの傘下に入ってしまった。また、西武鉄道グループはプリンスホテルチェーンを日本最大のホテルチェーンに育て上げ、外食では米国2位のハンバーガーチェーンバーガーキングの日本展開を行うなど積極的な経済活動をしていたが、企業運営の不祥事で解体の危機に陥っている。
西洋フードシステムズの外資への売却、ダンキンドーナツ事業からの撤退、BSEによる絶不調の吉野家、などセゾングループの外食における戦略はすべて失敗のように思われるが、実は花開いているビジネスもあるのだ。
セゾンがコンビニエンスストアーに参入し、ファミリーマートを開業する際には、シカゴのホワイト・ヘン・パントリーから店舗運営のノウハウ提供を受け、フランチャイズチェーンシステムノウハウについてはダンキンドーナツからファミリーマートへ転籍した担当者がダンキンドーナツのサブライセンスシステムを参考にして地区本部制度を構築した。日本では第3位であるが、東南アジア全体を考えるとセブンをしのぐ勢いなのだ。特に、韓国、台湾の成功には目覚しいものがあり、その勢いをかって7月15日LAに米国進出第一号店を開店した。
米国生まれのコンビニエンスストアーのビジネスを丹念に磨き上げ、東南アジアの成功を武器に米国に進出する元気いっぱいのファミリーマートに、過去のセゾングループの小売と外食分野での栄光を感じるのは筆者だけだろうか。


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