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米国レストランピリ辛情報 その24

月刊レジャー産業2003年8月号 NO.442

アメリカ外食の新潮流Fast-Casualの動向 その1

 

米国でFast-Casualと言う業態が注目されている。筆者は5月にLAのFast-Casualのレストラン見学をベースにして、現地の専門家、及びシカゴのレストラン業界人、専門誌Nation's Restaurant Newsのデーター、外食専門コンサルタント会社NPD社のデーターを元に、その定義と業界の動向を分析してみた。これから数回に分けてFast-Casualの動向を説明しよう。

1)Fast-Casual の売り上げ動向(NPD社のレポート)


2001年11月の売上の伸び率は昨年度が23%に対して、2%と低下している。しかし、店舗数の増加は継続している。2002年9月にはfast-casualの店舗数は16%増加し、1年前の6591店舗から7651店舗に増加している。業態としては良いのだが、景気の影響とチェーンによっては苦戦していると思われる。
Fast-Casualのカテゴリーの昨年度年商は5ビリオンドルになっているが、外食売上の2%を占めているにすぎない。しかし、外食全体の売上は2002年で4.5%の成長に対して、今後5年間で年間15〜20%伸びると予想されており、成長率が高い。
 このカテゴリーが注目されるのは食の動向に敏感で所得の高い人たちが多く利用されていると言うことである。以下の表のように、18才から34才の年齢層の支持率が圧倒的に高く、顧客の平均的な年収も75000ドルと比較的に高いのが特徴である。

年齢層    FAST CASUAL QSR  MIDSCALE   CASUAL DINING
Under 18   15%       22%    15%        17%
18 - 34    37%       30%    22%        29%
35 - 49    28%       28%    28%        27%
50 - 64    14%       13%    21%        17%
65 & over    6%       6%    14%        11%

Source: NPDFoodworldR 

 

2)Fast-Casualのメニューと店舗コンセプト
ファーストフードよりも、大人にターゲットを合わせたメニューであり、客単価は6ドルから9ドルの間である。そして、よりアップスケールな内外装デザインを採用している。サービスはセミセルフサービスで、注文してお金を払ってから客席につき、料理は後から運ばれる。人々はより良い品質や鮮度の高い料理を求めており、注文後調理をしてくれるなら多少の時間は待つ。Fast-Casualの料理は、ベーカリーカフェ、ハンバーガー、スープサラダ、イタリアン、アジアン、メキシカン、ベーカリー、HMRまでも含んでいる。

Fast-casualのチェーンの主立った物は

Chipotle メキシカン.
 http://www.chipotle.com/
Cosi,  ベーカリーカフェ
 http://www.xandocosi.com/
Quizno's, サンドイッチ
 http://www.Quiznos.com
Fuddruckers, ハンバーガー
 http://www.fuddruckers.com/
Corner Bakery ベーカリーカフェ
 http://www.cornerbakery.com/
Boston Market, HMR、いわゆるお総菜
 http://www.boston-market.com/
Panda Express. 中華
 http://www.pandaexpress.com/
Pei Wei 中華
 http://www.peiwei.com/
Rubio's Baja Grill  メキシカン,
 http://www.rubios.com/
Panera Bread, ベーカリーカフェ
 http://www.panerabread.com/
Souper Salad, スープとサラダ
 http://www.soupersalad.com/
Baja Fresh メキシカン
 http://www.bajafresh.com/
Montana Mills Bread Co ベーカリーカフェ
 http://www.montanamills.com/

3)Fast-casualの起源
このカテゴリーの創始者は1982にレストランコンセプト作りの天才 Phil Romanoが開業した、Fuddruckersだと言われている。Phil Romanoは経営から離れたが、現在もチェーン展開を継続しており、111店舗の直営店と82のフランチャイズ店を展開している。今年は10〜12店のフランチャイズ店を開店する予定。ここ数年でまた開店を加速する予定。マクドナルドやバーガーキングなどのハンバーガーチェーンは冷凍の食材を使って、調理工程を見せていないことに注目し、全ての素材を生から作り上げ、その調理工程を見せるようにして大人気を得た。客単価7.50ドル。10種類のトッピングを選べることができる。ハンバーガーの売上比率は65%と高く、1店舗平均年商は1.5ミリオンドルに達する。



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