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米国レストランピリ辛情報 その18

月刊レジャー産業2003年2月号 NO.436

ニューヨークの地元レストラン

先月紹介したニューヨークZAGAT人気レストラン「Union Square Cafe」「GRAMERCY TAVERN」「Gotham Bar & Grill 」は素晴らしい店だが、ニューヨーク子が何時もこんな高級なお店で食べているわけではない。これらのお店は全国的に有名で、ニューヨークを訪問する人が訪れるいわゆる観光レストランとしての位置づけだ。幾らニューヨークにいるからと言って、毎日100ドル以上もする高級店に行けるわけではない。

筆者は大都市を訪問する際には有名な高級店を訪問するが、地元の友人に依頼して、地元の人が普段利用するリーズナブルな店を紹介してもらう。今回も以前からの米国人の友人の奥さんに地元の人が行くカジュアルな美味しいお店を紹介してもらった。

 彼女が紹介してくれたのは
JUBILEEでコメントは「素晴らしいフレンチレストランで地元の人向け」だった。

347 East 54 Street
New York, NY
電話212-888-3569

マンハッタンの中心から東にちょっと奥まった静かな住宅街にあるお店だ。金曜日の夜に訪問したら、もう満席。狭いブラッセリー風の気楽なお店だ。こじんまりとした店内はお客でぎっしり。ひっきりなしに電話がかかり、お客を断っているほど。ちょっとほの暗い店内は、家庭的でのんびりできる。料理はフレンチベースでさっぱりとさせ野菜をたっぷり使ったニューアメリカンといえるだろう。特別印象的な料理はないものの、ソースもくどくなく、食べやすい味でボリュームも満点。これがZAGATの上位店との大きな違いだ。

隣のテーブルでは皿に山盛りのムール貝を1人でむしゃむしゃ食べている。その豪快な食べ方がこの店の特徴のようだ。
GREEN SALADAのボリュームもすごいがLOBSTER SALADAは大きなロブスターが乗って12ドルとはものすごいバリューだ。TUNA TARTARはしょうゆ味で食べやすいし、DUCK CONFIT、VEAL TENDERLOIN、STEAK TARTAREのボリュームのあること、満腹になってしまったが、女性軍はデザートは別バラと、巨大なケーキを平らげていた。

★TUNA TARTAR 10.00
★GREEN SALADA 6.50
★LOBSTER SALADA 12.00
★DUCK CONFIT 19.50
★VEAL TENDERLOIN 22.50
★STEAK TARTARE 18.50
★BROCCOLI 5.50

デザート
CREME BRULEE 6.50
CLAFOUTI 7.00
PROFITEROLLES 7.00
COFFEE 2.00
ESPRESSO 3.33
2 CHARDONNAY 52.00

 この店の流行る理由を聞いたら、「有名なシェフを使わず、2等地立地、そして無駄な内装にかけないからだ」と言う返事が返ってきて、思わず納得してしまった。

おっと、ニューヨークの地元レストランで忘れてはいけないのが中華街だ。サンフランシスコに比べると小さな中華街だが、北大西洋に面しており、貝、蟹、平目等の魚介類が西海岸より抱負で本格的な広東料理が楽しめる。その中で、筆者が20年来の行きつけのお店が、「合記飯店」だ。もっと大きくてきれいな店はいっぱいあるが味とバリューで言うとこの店だ。この店を贔屓にするもう一つの理由が、深夜営業だ。普通のレストランは10時ころ閉店するがこの店は午前4時まで営業している。いつもニューヨークに深夜到着するので食べるものに困る時があるが、この店があるおかげで本当に助かっている。

 ただし、ちょっぴり欠点もある。お酒がおいていないのだ。米国のレストランでお酒を販売するにはリカーライセンスという酒類販売許可を取らなくてはいけない。違法移民の問題もあるのか一時はお酒を置いていたが最近はまた、提供してくれない。しょうがないので近所のデリでおビール(もちろん青島)を買い求めブル下げていくと、愛想も素っ気もないおやじさんが出てきてグラスを出してくれる。面倒くさいけれど安いから文句も言えない。日本語や英語のメニューもあるが、価格と料理が異なるので、中国人向けのメニューを持ってきてもらうのが秘訣だ。日本人だと思われると高価なふかひれ料理のメニューを勧められる。日本人は鴨葱なのだ。

合記飯店 Hop Kee
21 Mott Street 
212-964-8365

さて、ここでは渡りカニの炒めたものを頼む。カニ味噌をスプーンでかき出して、これをご飯にかけたらほかに何もいらないくらいおいしい。スープは鱶鰭なんかではなく、冬瓜のスープだ。冬瓜のほろ苦い味が疲れた胃袋をいやしてくれ食欲がもりもり出てくる。次ぎにダック1羽、勿論肉を食べる広東風、アサリの炒め、チャイニーズブロッコリー炒め(ガイランと呼ぶ。米国では野菜不足になりがちなので必ずこれを食べるようにしている)サヤエンドウ炒め、蒸した平目(大西洋の平目で、西海岸では食べられない)焼きそば(きしめんタイプの平麺のチャオウメン)チャーハン、(油が少なくてさっぱりしている)
さらにご飯。全部2人前づつ頼んでも一人18〜20ドル程度、日本の中華料理店の1/5の金額だ。米国旅行で一番バリューを感じるお店だ。


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