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月刊レジャー産業資料

米国レストランピリ辛情報 その15

月刊レジャー産業2002年11月号 NO.434

ニューヨークから日本へ進出の3社

トップバッターは、PRET A MANGERプレタマンジェだ。ロンドンに130店舗のサンドイッチチェーンを開店し、2000年にニューヨーク証券取引所横に1号店を開店した。ヨーロッパのBSE事件で売上に打撃を受けたマクドナルド社が対策として、ビーフを扱わない業種に目を付け、30%ほどの資本参加をしたのが同社だ。マクドナルド社の資本力とノウハウをバックにあっという間にマンハッタンに14店舗を開店した。

http://www.pret.com

アルミ研磨の床を使ったメタリックな近代的な内装にスターバックスのようなグルメコーヒー、手作りのサンドイッチと総菜、デザートをセルフサービスで提供する。ニューヨーク名物のデリをより洗練されたデザインの店舗で提供しようと言うコンセプトだ。使用する食材はオーガニックを使い、店舗で手作りだ。サンドイッチに付き物のフレンチフライもオリーブオイルで揚げ、塩は天然の海水物を使用し、一切の添加物を入れていないと言うこだわりだ。

日本では日本マクドナルド社との合弁で展開し、9月25日に東京1号店を、その後赤坂、などに年内に5店舗開店の予定だ。

http://www.mcd-holdings.co.jp/news/release-020823-2.html

http://www.hibiyacity.com/contens.html

2番目はニューヨーク最高級デリの出店だ。ニューヨークには高級レストランも多いのだが、忙しいビジネス外をかかえるマンハッタンではデリ(お総菜)の人気が高い。レストランでゆっくり食べる時間がないので、高級レストラン以上の味付けのお総菜を揃えた高級デリが軒を連ねている。その最高峰のデリ ディーンアンドデルーカが日本の伊藤忠とすかいらーく経営陣の一人、横川紀夫氏と提携して日本に進出する。

http://www.deandeluca.com/

ニューヨークのデリの多くは移住したイタリヤ人やユダヤ人が開業し、品質の高さから高く評価されている。その中でもディーンアンドデルーカは、入り口のすばらしいケーキディスプレー、焼きたてパン、寿司、豊富なチーズと生ハムやスモークサーモン、新鮮な鮮魚、手作り総菜、を素晴らしい店内に華麗に陳列している大繁盛店だ。同社は大型のデリだけでなく、カフェの展開もしており、日本では両方の展開を考えるようだ。最近、日本でもお総菜、いわゆる中食マーケットが伸びているが、なかなか新規の業態を作り出すのが難しいというのが現状で、ニューヨーク一のデリの日本進出は注目される。

米国と日本の味はかなり異なるのだが、このプロジェクトはぬかりなく、東京一の繁盛カフェLotusの山本氏をパートナーに迎え、店舗の内装から、味まで、詳細な調整を行っているので、その出来映えに期待をしよう。

最後のバッターは、米国で最も老舗ファーストフードのNathan‘s ホットドックだ。ニューヨーク郊外のコニーアイランドで誕生した、米国版屋台のホットドックだ。

http://www.nathansfamous.com

あのマクドナルドの社史にも米国最古のファーストフードとして登場する。日本ではニューヨークヤンキーススタジアム公認のホットドックと早食い選手権で有名だ。

http://www.cnn.com/2001/US/07/04/hotdog.contest/

日本人から見るとホットドックやハンバーガーは何処も同じ味に感じるのだが、米国人に取ってのお袋の味、ホットドックにはこだわりがある。

シカゴスタイルのホットドックはバンズもソーセージも蒸気で蒸し上げピクルスや野菜をたっぷり入れるが、

http://www.portillos.com

ニューヨークスタイルはバンズもソーセージもグリドルで焼き上げ、マスタードをたっぷり塗り、ピックルスやサワークラフトで食べるシンプルな物だ。通常ホットドックやハンバーガーはマスタードとケチャップの両方で味付けをするのだが、ニューヨーク、特にマンハッタンでは独特の風習がある。ホットドックはマスタードだけ、ハンバーガーはケチャップだけしか入れない。あの世界共通の味を誇るマクドナルドでさえもマンハッタンではマスタードをハンバーガーに入れない。そのニューヨーク子が誇るNathan‘sが日本にやってくるという。投資家が集まり次第店舗展開を開始の予定だ。


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