header Food104 Food104 FSPRO-ML 会社案内 コンサルタント実績 王の経歴 過去の仕事 著作一覧
AV店の経営手法

第10回

チェーン店となるための仕組み作り


フランチャイズチェーンを構築するために必要な経営ノウハウを考えてみよう。

『チェーン店の仕組みとQSC』

チェーン店が繁盛するためには、商品の質、サービス、清潔さ(QSC)をバランスよく保ち続けることが重要だ。

一般的には商品の品質(Q)ばかりが強調されるが、その他のサービスや清潔さと言うバランスが商売の成功を維持する上でもっと重要だ。

『成功するチェーン店の条件』

  1. 「お店のコンセプトが明確であること」
  2. 今、この不景気の中、チェーン店は経営のあり方で混乱しているはずだ。

    どんなに経済状態が変わっても、チェーンビジネスの原理原則は変わらない。チェーンビジネスを成功するのはマス、つまり大衆を相手にしなければならない。バリュー(価値)のある商品を提供しなければならない。バリューとは単に低価格の事ではない、客が払った金額に対して、満足のいくQSCを提供できるかどうかなのだ。それには、客がバリューを感じるシステムをしっかり構築する必要がある。よそ見をしてはいけない。信念を持って、じっくりと貴方の店舗を熟成することが必要だ。

    まず、どんなコンセプトの店舗かを決定する必要がある。セルビデオでもどのような品揃えをするのか、規模はどうするのか、法律的な規制に対応するにはどうすればよいのか、その業種の将来の延びはどうなのかを考える。

    「人口の動向」

    「家族構成の変化への対応」

    「倫理観の変化」

  3. 「標準化」
  4. 標準化とは単に商品や提供方法だけではない。良い商品だけがあれば売れると思いがちだが、商売は商品だけではない。サービス、雰囲気、清潔さのバランスが重要だ。また、店舗の管理体制、会社の意志決定などの手法も確立していないと売り上げが上がっても利益が出ないと言うことを忘れてはいけない。

    マネージメントの3つのトライアングルの標準化が必要になる。

    「マネージメントサイクルの標準化」

  5. 「ビジネスの基本である良いQSCの実現」
  6. 「QSCの実現」

    「Q、品質」

    「S、サービス」

    「C、清潔さ」

    「QSCを守るためのマニュアル」

    作成する必要のあるマニュアルは

    1. 商品仕入れマニュアル
    2. サービスマニュアル
    3. 店舗開店、閉店マニュアル
    4. 清掃マニュアル
    5. 人材採用、教育、評価マニュアル
    6. 防火、安全対策マニュアル
    7. 書類管理、利益管理、マニュアル、
    8. 販売促進、広告宣伝マニュアル
    9. 新店舗開店マニュアル
    10. 管理者、店長マニュアル
    11. POS、パソコンの使用マニュアル
    12. 機器メインテナンスマニュアル等だ。

    「マニュアルの作成方法」

    まず作成しなければならないのは人事教育マニュアル、清掃マニュアル、サービスマニュアル、商品マニュアル、である。マニュアルの作成は以下のようにする。

    1. 作業を分解する。
    2. 一つ一つの作業をもっと合理的な作業方法がないか検討する。
      時間を短くするには、効率をあげるには、無駄をなくすには、安全にするには等を検討する。
    3. 作業の数値化、理論付けをする
      ストップウオッチ、計量器で言葉を数値に置き換え、どの店舗でも再現が可能にする。
    4. 在庫管理、発注管理をパソコンやPOSを導入して合理化できないか検討する。
    5. 見直した作業を店舗でテストする。
      ベテランと新人で差がないかチェックする。もし、問題がなければ標準作業時間と、標準ロスを計測する。
    6. 作業の手順を文書化する。
    7. 今度は複数の店舗でテストし問題がないか確認する。
    8. 問題点を修正する。
    9. 分解した作業の写真をとる
    10. 文書と写真を組み合わせてマニュアルとする。

    「写真の撮り方」

    現在は良いカメラを安価に購入できるため、専門家でなくても、自分達で撮ることが可能である。正しい機種を選ぶことだけ気をつければ良い。

    必要機材

  7. 「管理の標準化」
  8. 人、物、金の管理手法の標準化だ。QSCのしっかりしたオペレーションで売り上げが上がっても、企業としての管理が必要だ。人がいなくては店舗は運営できないし、トレーニングをしないとQSCを保つことは出来ない。建物や内装の作りがしっかりしていて、かつ新装開店の状態を保っているという手入れが重要だ。

    売り上げだけ上がっても、経費を管理しないと利益が出来ないし、資金繰りが旨く行かないと黒字倒産もあり得る。

    人の標準化を例にすると、採用方法、何が最も効果的な採用方法か、アルバイトニュースか、新聞折り込みか、新人紹介制度か媒体別に一人幾らの経費がかかるのか、採用媒体別の定着率はどうなのか、面接の方法はどうするのか、面接チェックリストをどうするのか、トレーニングはどのようにするのか、誰が実施するのか、どのくらい時間をかけるか。など細かく標準化をしなければならない。標準化をして、文書化した物がマニュアルになるのだ。

    以上の3つのトライアングルがチェーンビジネスの基本だ。常に物事をシンプルに整理して考えることが重要だ。そして、各問題点を三つのトライアングルのどの項目になるかに分類し、明確な対策を立てる習慣がチェーン展開への第一歩だ。


Index Back Next Home
           
会社案内
コンサルタント
王の経歴
著作
セミナー
通信教育
           

王利彰への、ご意見ご要望はこちらへご連絡下さい。
その他ご質問・お問い合わせはこちらからお願いします。
Copyright(C) Sayko Corporation. All Right Reserved.